日本でメジャーな英語の資格といえば、実用英語技能検定(英検)とTOEICでしょうか?
今後2018年度以降に予定されている大学入試改革について、TOEICなどの英語資格試験を大学入試センター試験に活用する特例措置を、予定より前倒しして導入する方向で文部科学省が検討しているという報道もあります。
とにもかくにも中学生、高校生にとっては今後受験を向かえる上で、これら英語の資格を持っているといないとでは合否に直結してきます。
今回は、中でも大学受験レベルといわれる英語検定2級をなるべく最小限の労力で効率よく合格する方法を説明します。
大学を卒業して18年。英語自体大学受験で勉強して以来まったくノータッチだったダメパパでも3か月で見事に2級に合格できましたので、是非試してみてください。
まず各試験ポイント毎に対策を立てる。
英検では昨年度から試験構成が変わり、主にリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4つの分野でそれぞれに対し英語能力がある基準以上に達しているかをチェックされます。
なので、勉強もする場合もこれら4つのポイントに対し、対策をたて勉強します。
ダメパパの戦法としては
■リーディング 単語アプリ&問題集
■ライティング 問題集&DMM英会話の活用
■リスニング DMM英会話の活用
■スピーキング DMM英会話の活用
この戦略で3か月で無事合格しました。
DMM英会話を有効活用しよう
ダメパパは11月受験組で実際は9月から勉強を始めました。
といってもサラリーマンのダメパパには残業という世知辛い時間の壁があったため、1日に英検に避ける時間は1hが限度。
この1hをどう効果的に使うかを考えた時に、リスニング、スピーキングは実際に外国の方と会話した方がより早く身につくと考えました。
ただ、駅前の英会話に通う時間もお金もなく、仮に入会しても当然仕事の都合でキャンセルするケースもありえるし、そうなるとお金ももったいない。
そう思っていた時に、DMM英会話の活用を思いつきました。
DMM英会話はプランに寄りますが、特徴としては、
・1講座1日25分(スタンダードプラン)
・講師は104か国の講師陣(フィリピンまたはセルビア、ルーマニアなどの欧米の講師陣が多い)
・ネットで講座の予約が可能。
・予約した講座の15分前までであればチケットを消化せずにキャンセルが可能。
・キャンセルもネットから可能。
・時間は深夜2時まで予約可能
・スタンダードプランなら1か月5980円
・受講内容は生徒側が選択し、講座開始の際に講師に伝える
・講師陣には日本語を話せる講師と話せない講師がいる。(日本語を話せる講師は予約が取りづらい)
・講座で使用するテキストはDMM側で全てネット上に用意されている
・退会したい場合は、ネットで即退会、休会が可能。
・Skypeさえあればどこでも受講可能
ということでサラリーマンのダメパパからすると完全にFitするコンテンツだったため、DMM英会話に入会し、リスニング、ライティングで活用しました。
主な活用の仕方として
<リスニング対策>
・講座開始の際、講師に英検2級の受験を控えていることを伝え、英検のリスニングの問題を講師の方に繰り返し読み上げてもらい、都度アクセントの確認と理解できなかった単語を繰り返す発生してもらいました。
<ライティング対策>
・過去問題や問題集もライティングの問題を自分なりに英文にまとめ、講義の中で添削してもらいました。
・英文の表現がいまいちおかしい場所や、こういうことを伝えたかったなどは日本語が話せる講師の方の場合は、丁寧に添削、説明してもらい、それを毎日25分の中で繰り返し実施していました。
1日25分は長いようで短く、毎日外国の方と話をすることができ、極力英語での会話を心掛けいたことで結果2次面接対策にもなっていたように思います。
通勤時に単語アプリ(”旺文社の英検Pass単2級”)でゲーム感覚で学習
<リーディング対策>
通勤が1h30程度かかるダメパパは基本電車内では寝ていますが、この期間はスマホの単語アプリで一日10分程度ゲーム感覚で単語を覚えてました。
アプリは”旺文社の英検Pass単2級”というもので、ランダムに2級の試験で出てくるものを4択の中から選択するものでした。
1日10分だけと決め、毎回300単語を全問クリアできるかを毎日電車の中で一人でやってました。
10分だけの単語学習でしたが集中した10分を3か月繰り返すと単語力もアップし、受験時のリーディングの長文読解でもわからない単語自体は1,2つ程度でした。
昔のように単語帳をペラペラもよいですが、せっかくなので、こういったアプリを有効に活用するのも合格への近道ですよ。
総まとめは問題集”英検2級をひとつひとつわかりやすく”できまり
英検2級の問題集を本屋で探すと比較的分厚めな問題集が山のようにあります。値段も2~3000円程度。
ダメパパはなるべく自分のやる気を失わないで、かつ過去問や対策問題が載っているなるべく厚さの薄い問題集を探しました。
そこで出会ったのは”英検2級をひとつひとつわかりやすく”です。
これは過去問題からポイントになる部分を1ページに最小限に纏めてくれていて、過去問題や対策問題も含まれているし、リスニング用のCDもついてます。
本当にポイントだけを載せてくれているので、この問題集を繰り返し見直すことだけに注力してました。
この問題中に対して通夜していた時間は、DMM英会話終了後の毎日約30分くらいですかね。
1次試験で気を付ける事
上記対策を講じた結果、1次試験を基準点を大きくクリアして合格しました。
試験中に気を付けたのは、1.試験時間に対する各問題への時間配分と2.取り組む順番の2点です。
おそらくこれから受験される方も1,2は過去問題から構成が分かると思うので、どの順番で問題に取り組み、それぞれの問題にどのくらい時間をかけることにするのかは事前に決めておいた方がよいです。
その時間になったら、問題の途中で合っても一度その問題から離れ、すべての問題の回答が終わった後に再度その問題に取り組んだ方が良いと思います。
というのも試験中問題を解くのに時間が足りなくなるため、1つに時間をかけすぎると他の問題への対応、リカバリーができなくなり、結果点数を伸ばすことが出来なくなるからです。
2次試験で気を付ける事
ここはもうあえて緊張しましょう(笑)
逆になれない面談に臨むので緊張して当たり前ですし、緊張しないようにと思えば思うほど緊張してしまい、自分の実力の半分も出せないまま面談を終了する人も結構います。
ダメパパの場合はあえて、緊張しちゃうようにしました。
ただここで生きてくるのが、3か月のDMM英会話の外国講師陣の方との会話です。
これを3か月継続的に毎日実施することで、緊張するもののなんだかんだで英単語は間違いなく出てきます。
2次面接は、完璧に英会話で回答することよりも回答する姿勢をチェックされるともいわれています。
仮に間違った文法や英単語、アクセントを使っても、とりあえず言い切ること。
これが大事だったように感じますし、面接官もプレッシャーをかけるわけではないので、自分が緊張している前提でなんとか英文で会話を最後まで言い切ることさえできれば、合格できると思います。
まとめ
ということで英検2級に合格するためには
・DMM英会話で外国人講師の方を有効に活用し
・英単語アプリで移動中に一日10分程度ゲーム感覚で単語を覚え、
・問題集”英検2級をひとつひとつわかりやすく”でポイントだけかいつまみ、過去問を解き、
・1次試験の時間配分、問題の解く順序を決めておき、
・2次面接はあえて緊張しちゃって、英文で話す姿勢を見せながら、言い切る
これがダメパパが英検2級を3か月1日1hの学習でも合格できたポイントです。
皆さんが、これらで英検2級を無事合格できると良いと思いますので、是非参考にしてください。
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