皆さんの家ではシャワーを毎日使いますよね。
当然月日が立てば、シャワー自体も老朽化して水漏れなどの症状が少しづつ出てきます。
突然シャワーが使えない、または水漏れすると大変ですよね。
今日は、自分でシャワー(混合水栓)を交換する方法をご紹介します。
シャワー(混合水栓)が水漏れしだしたらどうすればよい?
シャワーを長期間使用していると、蛇口を閉めているのに水がぽたぽたとこぼれるような状況が発生するケースがあります。
これは、主に水栓内の各所で使用されているゴムが劣化し、今までシャットアウトしていた水が、劣化部分から漏れ出すことで起こります。
こういった箇所のゴムは、当然ある程度水に強い性質のゴムを使用していますが、10年、15年毎日シャワーを使用しているとやはり劣化してしまうのはある程度仕方がないことかもしれません。
こうなると、対応方法は2つです。
1.内部で水漏れの原因となっている劣化したゴムを取り換える。
2.シャワー(混合水栓)毎取り換える
になります。
1.に関しては、まず原因を特定するために、一度壁に接続されている混合水栓を取り外し、目視でゴムの使用箇所を取り外して確認することになります。
正直素人では、ゴムの劣化箇所の特定は難しいと思われます。
2.に関しては、壁に接続されている混合水栓を取り外し、新しいシャワー(混合水栓)に取り換えることになります。
こちらは、作業としては、古いものを取り外して、新しいものを取り付けるという単純な作業なため、素人でもそこまで対応は難しくありません。
ダメパパも、当初は2.を業者に依頼しようとして色々と見積を出しましたが、どの業者も混合水栓代+作業費+出張費諸々で5万~6万が相場でした。
混合水栓自体はyahooショッピング、楽天市場などで購入できますし、値段も2万~3万程度でしたので、業者に依頼した作業費、出張費を浮かすために取り付け作業を自分で行ってみました。
シャワー(混合水栓)を壁から取り外す際に注意すること
今回ダメパパ家の場合は、元々新築マンション購入時に備え付けられていたドイツ グローエ社の混合水栓をTOTO社の混合水栓(楽天市場で2万1000円で購入)に取り換えました。
まず今回壁から取り外す際に気を付けたこととしては、
・壁と混合水栓の接続部分2か所のナットが非常に硬く、中々取り外せなかった。
ナットを回すのに大き目のスパナが必要
長年壁に固定されているだけあり、簡単にナットは回りませんので、大き目のスパナを使用し、グリップ部分もタオルなど滑らない状況を作りながら徐々にナットを動かしていく必要があります。
一気には絶対回らないと思います。おそらく女性だと難しいので、作業自体は男性である程度力のある方が必要です。
ちなみに2か所のナットを取り外すのにダメパパは1時間かかりました(笑)。
新しいシャワー(混合水栓)を壁に取りつける際に注意すること
こちらは4点ほどポイントがあります。
1.壁に対し、シャワー(混合水栓)を水平に取り付ける。
混合水栓を取り付ける際に、壁と水平にナットが閉められていないため、接続完了後、蛇口をひねると壁と混合水栓の間から水漏れするケースがあります。
これは壁に対し水平に水栓が取り付けられていないため、空いている隙間から水が漏れ出しているためです。
かならず、壁に取り付ける際には接続面を上から見て並行に取り付けられているかを確認してください。
2.壁と接続する2か所のナットは片方を一気に閉めずに、両方とも少しづつ交互に閉めていく。
これも良くやりがちですが、ナットを締め上げていく際に片側を最後まで締め切ってしまったため、もう片方を閉める際に、壁内で水が通る口と混合水栓の接続部分が微妙にずれて中々ナットが回らない状況があります。
これは片側を閉めすぎたことで、混合水栓のバランスが閉めた側にずれることで壁側と混合水栓の閉めていない接続部分がずれることで起こります。
なので、ナットで締め上げる際には、まず左の接続部分を2割、右を2割、また左を5割、右を5割のように徐々に交互に閉めあげると無事接続できるかと思います。
3.ナットをスパナで閉める場合に、ナット部分にタオルを巻き、スパナで傷がつかないように閉める。
ナットをスパナを使用しある程度強い力で閉め回しますので、スパナの先端のすべり止めとしてついているギザギザした部分がナット部分を傷つけて、無事接続した後に、新しいシャワー混合栓が傷だらけになってしまう場合があります。
なので、スパナが触れるナットや、混合栓部分には可能であれば濡れタオルなどを一枚挟んだうえで作業すると傷がつかずに取り付けができるかと思います。
4.壁に接続する場合は、必ず閉め漏れがないようにキツメにナットを閉める。
元々の混合水栓がきっつく壁と接続されていたように、新しく取り付けるシャワー混合栓も完全にナットを締め切る必要があります。長年使っていくにあたり締め上げたナットでさえ、多少緩みが出てくる可能性もあります。
壁とシャワー混合水栓の接続部分にゆるみが出れば、当然水漏れの発生につながります。
ですので、混合栓取り付けの際には、これ以上ナットが回らないと思うところから半周分さらに回すぐらいの勢いでキツメにナットを締め上げましょう。
自分で交換する場合の注意事項
1.作業前には水の元栓を必ず閉める。
この作業をする際には、家庭内の水の元栓を必ず閉めてください。
これを怠ると作業中に、家族内で別のところで水を使用した場合に、混合栓を取り外した瞬間に水が飛び出してきてしまいます。
また水の元栓を閉める場合は、家族には一言伝えておきましょう。
元栓を閉めると、トイレも流せなくなりますので。
2.新しいシャワー混合栓を購入する際に、壁側のお湯、水の出口の間隔と購入する混合栓の接続部分の間隔が一致するものを選ぶ。
接続部分の間隔の違うものを誤って購入してしまうと、取り付け自体が不可能になり、無駄な出費につながります。
新たなシャワー混合栓を購入する場合には、壁側のお湯出口、水出口間の距離感を測り、購入元に確認した方が安全です。
まとめ
当然業者ではなく自分でシャワー混合栓の取り換えを行うことでのメリットは、業者の作業費、出張費を浮かすことになりますが、逆に素人が家の水回り部分をいじることは、状況を悪化させてしまうなど非常にリスクも伴います。
ある程度リスクを理解した上で、自身で作業される方は、自己責任の下、十分に気をつけて作業して頂ければと思います。
ちなみにダメパパは自分で取り付け作業をして初体験で大変でしたがよかったと思ってますよ。
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