みなさんはミニ四駆はご存知ですか?
レーサーミニ四駆は今40歳代のおじさんたちが小学生の頃(昭和の終わり~平成初期)に大ブームとなった田宮模型が販売していた単3電池2本でモーターを動かす動力付き自動車プラモデルです。
ダメパパも小学生の頃、このミニ四駆にはまり、週末になっては毎回模型店で開催されるレースに参加し、負けては新しいパーツを購入して、愛車の改造を繰り返してました。
そこから早30年。最近またミニ四駆ブームが到来しつつあるようです。
今回は、当時のレーサーミニ四駆の製品を大人買いしてみましたので、その辺りの御紹介したいと思います。
レーサーミニ四駆とは
ミニ四駆は昭和終期の誕生時期から現在に至るまで色々なシリーズ展開があり、その中でもレーサーミニ四駆シリーズは、もっとも初期に発売されたモデルです。
ミニ四駆は1台の車ですが、構造的には
・ボディ
・シャーシ
・ホイール
・タイヤ
・モーター
・ギヤ
・電池
・ローラー
・ウェイト
に分けられます。
これらの構造一つ一つ対し、少年達が自分の愛車がレースで勝つために独自の頭脳と発想、決められた小遣いの範囲内でどのパーツを購入すべきかを考えながら改造、チューンナップして愛車を進化させていくところに非常にモチベーションを感じていたように今おじさんになってみて思います。
例えばモーター。
ミニ四駆本体にも当然モーターは付属していますが、このモーターはあくまでスピード云々ではなく最低限ミニ四駆を動かすためのノーマルモーターですので、レースに参加する少年は、レース用にあえて当時300円~350円程度の”ハイパーミニモーター”や”ハイパーダッシュモーター”などを購入し、チューンアップしてました。
モーターなどは、早いモーターを買うだけで良いのですが、シャーシ(車の胴体)などは各少年の頭脳、発想の個人差が改造に現れる部分でここでまず大きくスピードの差が出ました。
シャーシは、車の胴体を掌るため、ミニ四駆の部品内でもっとも重さがあり、レースで勝つために当然スピードを速くするためには、当然もっとも重量のあるシャーシを如何に軽くできるかが重要です。
ただだからと言ってあまりにシャーシを削り軽量化してしまうと、コースでの走行中の衝撃に耐えられず、シャーシ自体が折れ曲がったり、割れたりしてしまいマシン自体が壊れてしまうことも良くありました。
なので、如何に衝撃に耐えられる範囲の中で、シャーシの無駄な部分を軽量化できるかを常に考えていた覚えがあります。
この辺りが現代のおもちゃにはない考える楽しさを体現で来た部分なのかもしれませんね。
今購入したい場合はヤフオク・amazonかビックカメラxコジマ
ダメパパが急にこのレーサーミニ四駆を大人買いしだしたのは、近くのビックカメラxコジマをぷらついていた時でした。
今はミニ四駆ブームが再来しているためか、家電量販店でミニ四駆やミニ四駆パーツを販売する専用コーナーがあるところが多く、そこでダメパパも昔良く購入していた”ダッシュ3号シューティングスター”の復刻版を発見し、思わず興奮して購入してしました。
ビックカメラxコジマだと、当時のレーサーミニ四駆の復刻版(ミニ四駆Pro)の商品がいくつか販売されていて、その時にあったマシンとしては
・ビックウィッグ
・ファイヤードラゴン
・スーパードラゴン
・セイントドラゴン
・ダッシュ1号エンペラー
・ダッシュ2号バーニングサン
・ダッシュ3号シューティングスター
・ダッシュ4号キャノンボール
・ダッシュ5号ダンシングドール
でした。
ボディは復刻版だけあって当時のままですが、シャーシなどは当時とは若干違う形状のシャーシでした。
その後、家で色々とレーサーミニ四駆の状況を検索してみたのですが、わかったこととしては
■レーサーミニ四駆自体は販売終了
■数年前に期間限定でメモリアルボックスなる販売があり、そこに当時のレーサーミニ四駆が含まれ販売していた。
■現在レーサーミニ四駆を購入する場合は、量販店などでは売っておらず、ヤフオク・amazonで販売しているのみ。
なので、復刻版を購入したい方は一番家電量販店で商品数が多いビックカメラxコジマ、当時のレーサーミニ四駆自体を購入したい方は、ヤフオクかamazonでの購入を検討した方がよいようです。
当時のレーサーミニ四駆と復刻版(ミニ四駆Pro)の違いは?
当時のレーサーミニ四駆と、復刻版のミニ四駆プロの大きな違いはシャーシ(車体)です。
レーサーミニ四駆のシャーシはタイプ1~3シャーシを搭載していました。
ミニ四駆ProのシャーシはMSシャーシを搭載しています。
<左がMSシャーシ、右がタイプ2シャーシ>
【タイプ1~3シャーシの特徴】
・シャーシが1部品で構成
・モーターは後輪部分に配置
・電池ボックスは車体中央に2本並べてセット
・フロントバンパー(ローラー設置可能)が標準装備
【MSシャーシの特徴】
・シャーシが3部品(前輪部分、後輪部分、中央部分)を接続して構成
・モーターは車体中央部分に配置
・電池ボックスは車体中央のモーターを挟み両脇に1本ずつ並べてセット
・フロントバンパーのほかリアバンパー(ローラー設置可能)が標準装備
昔のレーサーミニ四駆を扱っていた世代からすると、このMSシャーシは非常に違和感があるシャーシに感じますが、少年当時このシャーシが販売されていたら興味津々で購入して、どう改造しようかと胸を躍らせていたと思いますね。
コースで走らせたい場合は?
昔は、模型店に設置してあるコースは人が多く、走らせにくい状況だったので、タミヤで販売していた家庭用のジャパンカップ公認のサーキットが置いてある友達の家に、放課後よく草レースしにいってました。
今だと、ビックカメラxコジマでミニ四駆専用コーナーがある店舗では、自由に走行させることのできるコースを開放している所がありますので、そちらで愛車を走らせ、チューンアップコーナーで調整させることが出来るようです。
こういった店舗では不定期に大会を開催していたりもするので、たまに覗いてみると良いかもしれません。
やはりアバンテJrやサンダーショットJrが人気
当時からやはり「アバンテJr」は大人気でしたが、現在ヤフオクなどの落札金額や落札実績をみてもまだまだ人気のようです。
アバンテはミニ四駆の各種シリーズ毎にマイナーチェンジ版で発売はされてきましたが、ただやはりボディのフォルムが一番きれいでかっこいいのはやはり初代のアバンテだと思っています。
初代のアバンテJrにはブラックスペシャルモデルというマシンも発売されましたが、こちらもボディが黒、ホイールがピンクという斬新なカラーリングのため、貴重も高く、ダメパパとしても購入してはみたものの、もったいなくて組み立てに至ってません(笑)。
アバンテ以上に人気を誇るのが、「サンダーショットJr」です。
こちらは当時のダメパパの感覚だと、そこまでの人気はなかったと思いましたが、改めて見直してみるとやはり曲線型のボディと白、青、赤の色のバランスがかっこいいですね。
当時600円で販売されていたサンダーショットは、現在ヤフオクだと3000円~5000円の値段がついてます。
こちらもブラックスペシャルモデルがヤフオクに出品されていましたので、購入してみました。
ただこちらも当時は600円の定価でしたが、現在ヤフオクでは4000円~5000円の相場感になります。週施しましたね(笑)。
今いくらくらいで購入できるの?
■復刻版のミニ四駆Proを購入する場合
今、ビックカメラxコジマなどでは、700円~1000円程度です。
当然ポイントなども付きますので、実質は650円~900円といったところでしょうか。
■レーサーミニ四駆をヤフオクなどで購入する場合
レーサーミニ四駆の車種にもよりますが、アバンテ、サンダーショットなどそこそこ人気の車種は、3000円~5000円程度。
グラスホッパーⅡや、スコーチャーなどの地味目で流通量が控えめな車種や、ブーメラン、フォックス、ファルコンのようにレーサーミニ四駆シリーズの中でももっとも初期に販売された希少車種は5000円~10000円くらいで出品されることが多いようです。
ワイルドミニ四駆も買うことが出来ます。
レーサーミニ四駆がオンロード用であれば、オフロード用としてワイルドミニ四駆というシリーズもありました。
当時のマシン名で言えば、ランチボックスJr、ミッドナイトパンプキンJrなどが有名ですが、ダメパパは実家が日産のテラノに乗っていた時期があったため、思わずテラノJrを購入してしまいました。
少年時代は、レーサーミニ四駆にばかり夢中になっていて、ワイルドミニ四駆には目もくれていませんでしたが、あらためて購入してみると、こちらも魅力たっぷり。大人のダメパパとしては、こちらの方が色々といじりがいあると思いました。
まとめ
少年当時は、お小遣いの範囲の中でほしいマシンやパーツを我慢しながらミニ四駆に夢中になってましたが、大人になり、お金もある程度自由に使えるようになった今、あたらめてミニ四駆に向きあうとまた色々な魅力を感じることが出来ました。
今回を機にダメパパは今後もヤフオク、ビックカメラxコジマを定期的に覗きながら、当時できなかったマシンの大人買いを続けていきたいと思います。
もう少し準備が整えば、今の二人の子供と一緒にレースに参加できるようになれればよいと思いますが、今の子供たちのマシンは結構早いんだろーな(笑)。
当時ミニ四駆にはまっていた方で、この記事を見て久しぶりにミニ四駆に触れてみたいな~と思ってもらえれば幸いです。
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