2019 プロ野球 日本シリーズをデータを使って色々と予想してみた。

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今日10月13日、セリーグ、パリーグともクライマックスシリーズのファイナルステージが終了し、セリーグは5年ぶりに巨人が、パリーグは3年連続でソフトバンクが日本シリーズ進出を決めました。

巨人は、公式戦2位のDeNAを下し勢いに乗る3位阪神を4勝1敗、パリーグ2位のソフトバンクはパリーグ覇者の西武を4勝1敗で下しています。

巨人はやはり坂本、岡本、丸の主力選手の活躍、菅野不在にもかかわらず山口の安定した内容、高橋、重信、若林など若手の成長などベテランと若手がうまく融合し、引退する阿部に対する日本一の花道を飾るといったチーム力の統一が阪神の勢いを完全に止め、ねじ伏せた感じでした。

ソフトバンクもCSファーストステージの初戦を楽天に取られてからは、6連勝で西武には、千賀、高橋礼、バンデンハークの先発陣と和田、内川、松田のベテラン陣の活躍でアドバンテージの1勝以外は勝利を与えず、あっさりファイナルステージを勝ち抜きました。

そんな巨人とソフトバンクが、2000年の長嶋巨人と王ダイエー依頼19年ぶりに日本シリーズで激突します。

今回はダメパパなりに分析し結果を予想してみましたので、みなさんの日本シリーズを楽しむ一助になればと思います。

2019年 プロ野球 日本シリーズの概要は

まず2019年 日本シリーズですが、

セリーグは1位の巨人、パリーグは公式戦2位のソフトバンクが出場します。

■開催球場は1位巨人のホーム球場の東京ドームとソフトバンクのホーム球場のヤフオクドームになります。

■開催日は

第1戦 10/19(土)18:30 ヤフオクドーム

第2戦 10/20(日)18:30 ヤフオクドーム

第3戦 10/22(火)18:15 東京ドーム

第4戦 10/23(水)18:15 東京ドーム

第5戦 10/24(木)18:15 東京ドーム

第6戦 10/26(土)18:30 ヤフオクドーム

第7戦 10/27(日)18:30 ヤフオクドーム

になります。

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両チームの交流戦の対戦成績・各種データは

◆交流戦の対戦成績

2019年の公式戦で巨人とソフトバンクの対戦は全部で3戦ありました。

勝敗は

巨人 1勝

ソフトバンク 2勝

とソフトバンクが勝ち越しています。

今年は3試合のみで、データが少ないので、過去5年の両チームの結果を見てみると

2015年 巨人0勝 ソフトバンク3勝(東京ドーム)

2016年 巨人0勝 ソフトバンク3勝(ヤフオクドーム)

2017年 巨人2勝 ソフトバンク1勝(東京ドーム)

2018年 巨人2勝 ソフトバンク1勝(ヤフオクドーム)

2019年 巨人1勝 ソフトバンク2勝(東京ドーム)

なので、ここ5年間の全15試合は

巨人5勝(勝率.333)ソフトバンク10勝(勝率.667)

ヤフオクドームでの全6試合の勝率は

巨人2勝(勝率.333)ソフトバンク4勝(勝率.667)

東京ドームでの全9試合の勝率は

巨人3勝(勝率.333ソフトバンク6勝(勝率.667)

ということで全体的にどの球場であってもソフトバンクが2勝1敗のペースで勝利しています。

◆両チーム対戦時の試合内容

過去5年の両チームの全15試合は、2点差以内の試合が5試合で二けた得点試合は0試合、完封試合は1試合と、ある程度両チームとも点を取り合う試合になることが多いです。

また巨人の5勝はすべて先制逃げ切りの勝利方法で、逆転勝ちは0です。

逆にソフトバンクの10勝は先制逃げ切り6勝、逆転勝ち4勝と仮に先制されても中盤から終盤にかけ逆転する力も持ち合わせています。

過去15試合中9試合は巨人が先制していますので、序盤は巨人、中盤から終盤はソフトバンクのペースが試合が進む可能性があります。

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巨人の対ソフトバンクチーム成績は

両チームの対戦時のチーム成績ですが、

まず巨人の対ソフトバンク成績は

・打率 :.242

・防御率:4.33

対ソフトバンクに対し高打率の打者は

・丸:.462 

これをみると丸のみが3割を超えており安定的な成績を残していますが坂本、亀井、岡本などのクリーンナップと主力は

・坂本:.182

・亀井:.182

・岡本:.167

と低打率であるため、ソフトバンク戦での今シーズンの勝利は打線がつながったというよりは、得点圏打率が.318と比較的高いため、主力以外の打者のタイムリーが出たことにより勝利できたということかと思います。

一方、対ソフトバンクに対し防御率のよい投手ですが

主な先発投手陣の防御率は

・山口:1.29

・大竹:0.00

・メルセデス:4.76

・菅野:18.00

ですので、山口が投げる試合はある程度巨人が主導権を握る戦いができますが、他の試合で先発を安定的に任せられる投手が見つからない状況です。

しいて言うなら、菅野、メルセデス、高橋ですが、菅野、メルセデスはソフトバンク打線と相性が良くなく、高橋はまだソフトバンク戦に今シーズン投げていません。

他にCSで投げた戸郷などソフトバンクにデータのない投手を登板させることで勝利を伺うのではないかと思います。

ソフトバンクの対巨人チーム成績は

一方のソフトバンクの対巨人に対するチーム成績ですが、

・打率 :.235

・防御率:3.81

と巨人の対ソフトバンク成績と比較すると防御率、打率ともにどちらもあまり良い数字ではなく、投手戦というよりは乱打戦の傾向があります。

ただ打率が両チームとも低いため、少ないチャンスを確実にものにするか、ある特定のイニングに集中打で勝利するような試合傾向が見えてきます。

対巨人に対し高打率の打者は

・グラシアル:.500

・松田:.455

・デスパイネ:.300

の3名ですので、ソフトバンク打線自体は主力打者が中心的に巨人投手陣を打ち込んでいるようです。

投手陣で対巨人に対し防御率のよい投手は

・和田:1.80

・千賀:3.00

です。

交流戦では高橋礼が先発しましたが、防御率が6.75と巨人打線に捕まっていますので、日本シリーズでは、交流戦で登板のないバンデンハーク、石川、武田あたりがしっかりした投球をすると、案外4勝0敗でのスイープも見えてきます。

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過去の日本シリーズを分析してみると

2000年以降の全19回の日本シリーズを以下の観点で分析してみました。

■セ・パの勝敗

セリーグ進出チーム日本一数:31.6%(6勝/19回)

パリーグ進出チーム日本一数:68.4%(13勝/19回)

■巨人とソフトバンクの日本一の勝率

巨人日本一率:66.7%(4回日本一/6回進出)

ソフトバンク日本一率:85.7%(6回日本一/7回進出)

■日本シリーズの勝敗パターン

4勝0敗:5.3%(1回/19回)

 4勝1敗:31.6%(6回/19回) 

 4勝2敗:31.6%(6回/19回) 

4勝3敗:26.3%(5回/19回)

■1試合目を取ったチームの日本一率

57.9%(11回日本一/19回)

■勝ち星先行を許したのち逆転日本一率

52.6%(10回日本一/19回)

■日本一チームの各試合毎の勝率

 1戦目勝利:57.9%(11勝/19回)

2戦目勝利:52.6%(10勝/19回)

 3戦目勝利:78.9%(15勝/19回)

 4戦目勝利:63.2%(12勝/19回)

 5戦目勝利:68.4%(13勝/19回)

6戦目勝利:47.4%(9勝/19回)

7戦目勝利:31.6%(6勝/19回)

■巨人の東京ドーム勝率

55.6%(10勝/18回)

■巨人のアウェー球場勝率

 64.7%(11勝/17回)

■ソフトバンクのヤフオクドーム勝率

 84.2%(16勝/19回)

■ソフトバンクのアウェー球場勝率

50.0%(10勝/20回)

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結局最終的にはこう予想しました

ここまでいろいろとデータを分析してきましたが、最終的にダメパパは

ソフトバンクが1戦目、2戦目、5戦目、6戦目を取り、4勝2敗で日本一になると予想します。

やはりここ数年のパリーグ進出チームの勝率とソフトバンクのホームゲームでの勝率、日本シリーズの勝率あたりはかなり圧倒的なデータなので、この予想が一番近いかと思います。

巨人は菅野がどれだけ調子を戻すことができるかがポイントです。勝利を確実に計算できるのが現時点では山口のみでうまく2勝できたとしても、他に勝利を確実に計算できる投手がいません。

菅野が本調子であれば、菅野、山口で3勝、残りは高橋、メルセデスあたりで4勝目を狙えますが、このあたりが非常に厳しい部分だと思います。

一方、ソフトバンクは千賀、バンデンハーク、和田、武田、高橋礼と先発陣が安定しており、打線も柳田、内川、グラシアル、デスパイネと重量打線で山口が打ち込まれるとまさかの4勝0敗でのフィニッシュも考えられます。

ダメパパなりに分析した結果は、選手層の厚さ、過去データの優位性から2019年はソフトバンク優勝を予想しますが皆さんの予想は如何でしょうか?

結果は今週末から始まる日本シリーズをじっくり見ながら確認していきましょう。

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