2018プロ野球日程の珍事?順位はどうなる?阪神のレギュラーシーズンの試合打ち切りの可能性ってどういうこと?

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2018年プロ野球も大詰め!!今年はセリーグは優勝はほぼ広島で決定的ですが、2位以下、特に3位争いが大激戦。現在最下位のチームでも3位になる可能性が・・・。

そんな大盛り上がりのセリーグで阪神タイガースの試合が今後の試合状況によって打ち切りになる可能性があります。

どういうことかというと、順に説明します。

レギュラーシーズンの日程

2018年のプロ野球はセリーグ、パリーグとも3月30日に開幕しました。

ここから各チーム レギュラーシーズンの全143試合を行い、1位~6位までの順位を競います。

プロ野球の協約上は、レギュラーシーズンは10月20日までには終了させなければならないとあります。

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各チームの残り試合数

9月22日時点でのセリーグ各チームの順位とレギュラーシーズンの残試合数は

1.広島
130試合 76勝52敗2分 残り試合 13

2.ヤクルト
  129試合 65勝62敗2分 残り試合 14

3.巨人
  134試合 61勝69敗4分 残り試合 9

4.DeNA
  130試合 60勝68敗2分 残り試合 13

5.中日
  135試合 61勝72敗2分 残り試合 8

6.阪神
  126試合 57勝68敗1分 残り試合 17

阪神の残り試合数が最も多く17試合残っています。

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クライマックスシリーズ進出の条件

現在のプロ野球は、レギュラーシーズンでの1位、2位、3位チームが日本シリーズ進出を目指し、クライマックスシリーズに進みます。

クライマックスシリーズはFirstステージとファイナルステージに分かれており、Firstステージで年間2位チーム VS 年間3位チームが最大3試合を行い、先に2勝したチームが、ファイナルステージに進出します。

ファイナルステージは、年間1位のチームと、クライマックスシリーズを勝ち上がったチームが最大6試合と行い、先に4勝したチームが、日本シリーズに進出します。(年間1位のチームは1勝のアドバンテージがあります。)

クライマックスシリーズの日程は決まっており、2018年は10月13日(土)~10月22日(月)

ここでクライマックスシリーズの進出の条件は、レギュラーシーズンの1位、2位、3位のチームなのですが、この順位というのがクライマックスシリーズ開幕日の2日前時点の順位となります。

なので、今年の場合は、10月11日時点で1位、2位、3位のチームがクライマックスシリーズ進出となります。

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阪神タイガースの残り試合日程


2.の各チームの残り試合数で最も残り試合数の多い阪神タイガースの9月23日以降の試合日程は以下の通りです。

残り17試合がこのまま順調に消化した場合、最終戦は10月9日(火)。

クライマックス進出基準順位決定日10月11日の2日前です。

9月22日(土) VS 広島 マツダスタジアム
9月23日(日) VS 巨人 甲子園
9月24日(月) VS 巨人 甲子園
9月25日(火) 休養日
9月26日(水) VS DeNA 甲子園
9月27日(木) VS DeNA 甲子園
9月28日(金) VS 中日 ナゴヤドーム
9月29日(土) VS 中日 ナゴヤドーム
9月30日(日) VS 中日 ナゴヤドーム
10月1日(月) VS DeNA 甲子園
10月2日(火) VS 広島 マツダスタジアム
10月3日(水) VS 広島 マツダスタジアム
10月4日(木) VS ヤクルト 甲子園
10月5日(金) VS 中日 甲子園
10月6日(土) VS DeNA 甲子園
10月7日(日) VS ヤクルト 神宮
10月8日(月) VS ヤクルト 神宮
10月9日(火) VS 巨人 甲子園
10月10日(水) 休養日
10月11日(木) 休養日
———————————————-
10月12日(金) 休養日
10月13日(土) クライマックスシリーズ開幕

阪神タイガースの試合打ち切りが発生する条件

1.阪神タイガースが10月11日時点で残り試合を消化できていない。

9月23日以降の試合で、残試合17試合中、ドーム球場は3試合、屋根のない屋外球場が14試合残っています。

これから秋雨の季節になる中で屋根のない屋外球場での14試合が全て予定通り開催される可能性は低いと思われます。

2.阪神タイガースが10月11日時点で3位以内の順位になっている。

現在最下位の阪神ですが、3位とのゲーム差は1.5であるため、3位以内に滑りこむ可能性は大いにあり得ます。

3.阪神タイガースがクライマックスシリーズに進出することで残試合を10月20
日までに消化できない。

この状況になった場合、残り試合は行わずレギュラーシーズンの試合が打ち切られることになります。

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阪神タイガースの試合打ち切りに伴う問題点と打ち切り回避の対策

<問題点>

1.個人タイトル、チーム成績の公平性が損なわれる可能性

各チーム143試合を消化した上で、ホームラン王、首位打者、盗塁王などのタイトルの公平性が保たれますが、1チームだけ143試合を消化していないため、そのチームの選手の成績や各タイトルに対する判断が難しくなるケースがあるようです。

2.最終順位が最下位のチームの日本一、3位のチームがクライマックスシリーズに進出できないなどがあり得る

10月11日時点で3位のチームが、レギュラーシーズンの実施期限の10月20日時点では最下位になる場合があり、そのチームが仮にクライマックスシリーズや日本シリーズを勝ち抜き日本一になるとレギュラーシーズンの戦いなどが希薄化されてしまうなどが一番の問題と言えそうです。

<打ち切り回避策>

1.休養日に残り試合を割り当てる。

阪神の場合、10月11日までの間に3日休養日があります。なので、屋外球場の試合が雨天中止になった場合、日程的には3試合は休養日を試合日に振り替えることで対処が可能です。

ただ、仮に9月25日の休養日を試合日に割り当てると18連戦になってしまうため、選手の負担が大きく現実的には難しいようです。ただ、10月の試合は全て屋外球場での試合であるため、雨天中止の可能性が大きく、10月の休養日のみを充てにすると11日までの試合消化がより厳しくなります。

2.ダブルヘッダーの開催

ダブルヘッダーとは1日に2試合実施することです。セリーグでは1998年を最後に20年間実施されていません。これも選手に対する負担が大きいようで、球団としても実施したくはないようです。

仮に行われる試合が、順位が決定した後の消化試合であれば、若手選手などを試す機会として実施する可能性はありますが、この混戦の順位状況ではどうなのでしょうか?

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まとめ

とにもかくにも、今年のセリーグからは目が離せません。最終順位もそうですが、阪神タイガースのこれからの試合消化状況、順位が非常に気になります。

個人的には、こういったレギュラーシーズンの終盤戦は非常に珍しいので、できれば阪神には10月11日時点で3位に入ってもらい、そのまま優勝、日本一。

しかし、残り試合は消化できず打ち切りなんていうエンディングを期待してしまいますが、みなさんはどうでしょうか?

宜しければコチラもご覧ください!!

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